平成9年度第6回「全税共地域文化賞−CATA」の受賞式は、4月20日(月) 帝国ホテルにて開催致しました。 今年度は、伝統と現代の接点で独自の道を切り開いている「全国太鼓フェスティバル実行委員会」と「筝制作技術 今村文彦」 の2組を顕彰しました。 また、芸能山城組の組頭・山城祥二さん(本財団評議員・大橋力さんのアーティスト名)作曲の 「翠星交響楽 エコフォニーガイア」がCATAのテーマ曲に。EXPO’90−「花の博覧会」(大阪開催)−のためにつくられた「翠星 =みどりの星=地球」への讃歌が、格調高く式典を盛り上げました。
大橋 力さんは、学際領域「情報環境学」を提唱し、聞こえない高周波の感性効果 (ハイパーソニックエフェクト)を発見しました。 専攻は環境情報学、感性科学、分子生物学、人工生命など他、他分野にわたります。 また、芸能山城組組頭・山城祥二として、作曲、指揮、演出、催事プロデュース活動も展開。アニメ映画「アキラ」の音楽、国際花と緑の博覧会「ランドスケープオペラ"ガイア"」などの作品も多数あります。
おおはし つとむ 本財団・評議員 千葉工業大学教授。ATR人間情報通信研究所感性脳機能特別研究室室長。 1933年栃木県生まれ。東北大学卒。農学博士。ブルガリア民族合唱のブルガリア人以外による再現に世界初成功。「ケチャ」のバリ島外全編上演に初成功。著書環「境情報学」「人間と社会環境」等。