第19期 助成 ‐人材養成事業分野‐

鵤工舎(奈良県斑鳩町)

伝統木造工法の伝承は、弟子が棟梁の仕事を手伝いながら技を盗み自分の技を加えるかたちで伝承してきました。

宮大工である小川三夫棟梁は、現代に適するかたちで伝承するためには、教育するシステムが必要であると考え鵤工舎を立ち上げました。

宮大工は社寺建築という高度な大工技術を目指す一方、一般木造建築とは無縁ではないため、最高の大工技術を継承させていくためにも鵤工舎は重要な役割を果たしています。