土佐備長炭は、紀州備長炭とともに1,000年以上の伝統的技術による森林・木炭文化の工芸品です。
和歌山県では木炭行政に独自の予算を持ち、文化と技術の保存・普及、研修の活動をしていますが、高知県ではそれが困難なため、杉本氏はじめ関係者の努力と私費により資料館を開設しました。またこの資料館は生産現場の窯場と直結しており、炭焼き体験などの学習が一体的にできるなどの特徴をもっています。
高知県独自の特徴ある地域の炭文化資料館として、さらに拡張・充実を目指し専業製炭の傍ら努力しています。